ミントの育て方
「家庭菜園で作るタイの野菜とハーブ」の第2回目はミントです。
ミントは家庭菜園で作るのも簡単で、たいへん育てやすいものです。
お家で育てると、ラープ等にもたっぷり使えますし、ベトナム料理にも使えますね。ハーブティーにしてもおいしいです。
是非、育ててみてください。
ミントとは:
シソ科の多年草で、南ヨーロッパ原産。スペアミント、ペパーミント、日本はっか(ジャパニーズミント)等多くの種類がある。
体の機能の活性化、消化を助け腸内ガスの発生を軽減させる。
料理、デザートに使用する他、お茶にして楽しむ。タイ料理に使用する場合は、ミントには多くの種類があり、たとえ同じものであっても育てた環境によっても風味が変わるので、こだわる方は注意が必要。
栽培方法:
これらは交雑しやすいのでミント同志を近くで栽培しないこと。日当たり、半日陰、日陰を問わず、保水性のある土地を好む。水やりは表土が乾いたらたっぷりやり、肥料は薄いものを月に一度施すこと。地下茎で殖える特性を活かし、地上部が枯れる秋に剪定をする。ただし、日当たりが良く、根の回りに落ち葉などで保温しておくと青々としている。挿し木、株分け、播種いずれでも殖やせる。挿し芽、株分けで簡単に増やせる。比較的日照時間が少なくても育ち、低温多湿に強い。高温乾燥に弱く夏季に成長が止まる。収穫は株元から刈り取る。